血統の勉強(5)~モーリス産駒の特徴~ 

ピクシーナイト、ルークズネスト、シゲルピンクルビーなど4歳馬の活躍が目立つ、ロベルト系の代表的な種牡馬であるモーリス産駒の特徴を産駒の戦歴から紐解いてみたいと思います。

得意なコース
以下の表は、複勝率でソートしたコース別の成績です。2000mの芝で好成績が目立ちます。特に地方の成績は抜群ですね。右回りコースの方が走るようです。阪神コースは苦手です。

相性の良い騎手
ルメール、福永、横山武史騎手は何でも好走するので当然ですが、武豊、横山典弘、西村騎手は意外です。複勝率50%は注目に値します。

相性の良い調教師
新関、藤岡、木村、国枝調教師と相性が良いようです。

得意な馬場
ダートの稍重などスピードを生かせる馬場状態で走りますが、まだ明確な差は見られません。もう少し様子を見る必要がありそうです。

クラス別成績
新馬戦はやや苦戦しているようですが、勝ち上がって行く馬の成績は良いようです。重賞前の前哨戦に強い印象です。特に、3勝クラスの勝率40%は妙味があります。

その他
 ・多頭数のレースに強い。
 ・瞬発力ない。消耗戦に強い。
 ・ダートは距離短縮が良い。1200m、1400などへの変更。

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