リアルスティール

リアルスティール産駒を買うならば、広くて直線の長いコースが良い。なぜならば、母父Storm Catは大型の馬であり、大型の強い馬を多数輩出して来ているからだ。代表産駒で有るフォーエバーヤング、レーベンスティール、ビダーヤ、ナムラエイハブなどいずれも500kg近い大きな馬体から繰り出される推進力が武器だ。大きいが故にエンジンのかかりが遅く、直線の短いコースでは差し遅れることも多い。逆も真なりでリアルスティール産駒はシンプルに大きい個体を狙うべきだろう。

詳しく見ていこう。まず、芝とダートでどちらに適正が有るか。2022年から2025年の産駒成績を比較すると、芝の勝率が11.4%(140/1233)、複勝率が29.4%(362/1233)、ダートは勝率9.9%(102/1033)、複勝率26.7%(276/1033)で若干芝の方が走る。しかし微差であり優位な差とは言えないだろう。母のラヴズオンリーユーは、芝の中長距離に良績を残しており、名牝一族の誉高いMiesque系のMonevassiaを母に持つ。芝中長距離が本来の好走範囲だと思うが、ダートにも適正があることはフォーエバーヤングを見れば明らかだ。

距離適正を見てみよう。芝は1600m~2400mでの好走が目立つ。特に、クラッシックディスタンスといわれる1600m~2000mでの出走数が多く、陣営の期待の高さが窺える。とりもなおさず、この辺りの距離が合うと厩舎サイドが判断したということだ。ダートは1200m~1800m付近での好走が目立つ。ただし成績にばらつきがあるようだ。まだ比較的若い産駒なだけに、もう少しサンプルが増えてきたところで判断したい。

 距離別成績

  

  ダート 

走りやすい競馬場を見てみよう。東京競馬場、中山競馬場、阪神競馬場で好走している。広くて直線の長い競馬場、ゴール前に坂がある競馬場が得意と見える。

 競馬場別成績

相性の良い母系をチェックしてみる。芝はキングカメハメハがトップ。次いでサンデー系、ノーザンダンサー系と続く。

ダートは、同じくキングカメハメハがトップで、クロフネが続き、ミスプロ系、ロベルト系等。まだ、目立った優位な配合が見つからないとも言えるし、どの配合でも走るとも言える。もう数年、傾向を見てみよう。

 母父別成績

  

 ダート 

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